
・事前に3回の下見、4回目に留守を知ると、包丁、合鍵、手袋を用意してアパートへ
・合鍵は交際中、無断で複製していたもの
・2本の包丁は、刃渡り14.4センチと16.5センチ
・侵入後、寝室のクローゼットに潜む
・Aさんの帰宅後、飛び出して犯行

・Aさんの死因は出血死
・胸や首などの傷は10か所以上
・一部は骨まで達する
・合鍵をAさん宅の近くの川に捨てて逃走
・Aさんの携帯電話を持ち帰り、連絡を取り合っていた相手をチェック
・包丁で首を切り、自殺を図るも、痛みに耐えかねて断念
・自ら「人を刺した」などと通報、逮捕
・交際解消から犯行までの間、別の女性2人に対するストーカー行為でも警告
公判では12日、藤山被告の母親も証言に立ち、藤山被告の使い込みを返済するため、面識ができたAさんについて「頭も良くて優しい人、自分よりも他人を優先できる人。全額返済後『困ったことがあったら、連絡してくれていい』とも言ってくれた」と悼む一方、藤山被告に対しては「手紙をもらったが、自分のことばかりで反省がなく、失望した。今後は関わりたくない」と述べていました。