石田充 アナウンサー
そんな島内投手ですけど、開幕からの今シーズンのピッチングスタイルというと150キロを超えるストレートとチェンジアップです。開幕前からことしのチェンジアップ、数字的に見てもアナリストの方が「ことしはいいチェンジアップを投げています」って言われていたんです。そのとおり1年間投げてきたわけなんですけれども、自分自身のチェンジアップってどんな特徴があると思われていますか?
島内颯太郎 投手
ぼくが意識しているのは、途中までまっすぐに見えるように軌道をまっすぐに近づけたチェンジアップを意識しています。
天谷宗一郎 さん
ちょっとボールの握りを見せてもらっていいですか?

石田充 アナウンサー
今、画面に出ているのは、ラジオに生出演中の 床田寛樹 投手にさきほど撮らせてもらったチェンジアップの握り方です。島内さんは、かなりはさんでいますね。

島内颯太郎 投手
はい。はさんでいます。
天谷宗一郎 さん
中指と薬指で?
島内颯太郎 投手
しっかりはさみます。
天谷宗一郎 さん
こういうチェンジアップの握りをしているカープの選手、ほかにいます?
島内颯太郎 投手
いや、いないんじゃないですか。あんまり見ないですね。

石田充 アナウンサー
球をはさんだピッチングスタイルでバッターのタイミングをずらしてきたと。本当にストレートとチェンジアップという2球種しかないっていうとドキドキするところもあると思うんですけれども、怖さはなかったですか?
島内颯太郎 投手
もちろん怖さもありましたけど、そこは割り切って、打たれたらしょうがないと思って投げていました。
天谷宗一郎 さん
バッター目線からすると、高めからくるチェンジアップと低めからくるチェンジアップって別物なんです。しっかりと操ったってことですね。
島内颯太郎 投手
そうです。カウントによって投げ分けていました。
石田充 アナウンサー
そんなチェンジアップが1つ、飛躍のポイントになったわけなんですけれども、6年目の来シーズンに向けて意気込みをお願いします。
島内颯太郎 投手
来年もことし同様、チームの中心となって投げられるようがんばっていきます。応援、よろしくお願いします。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)