天谷宗一郎 さん
(島内投手が)ガッツポーズを初めて…、初めてではないかな。新井監督も言ったガッツポーズの試合がありました。あの試合は? ガッツポーズするイメージがなかったので。

8/15 ノーアウト・2塁3塁のピンチから無失点に抑える(阪神戦)

島内颯太郎 投手
ぼくもあそこまでのガッツポーズはたぶん、プロに入って初めてなんですけど。あの試合前に新井さんから「もう、ここからは負けられない試合が続くから」っていうミーティングがあったので、よりいっそう気持ちが入っていたというか、それで自然に出ました。

天谷宗一郎 さん
ただ、ちょっと気になったのが、ガッツポーズのあと、笑っちゃっていますよね。

島内颯太郎 投手
あの…、ガッツポーズし慣れていなかったので、ガッツポーズするまではよかったんですけど、そこから「やばい。ここからどうすればいいんだろう」って。

天谷宗一郎 さん
ベンチに帰るまでに…(笑)

島内颯太郎 投手
けっこう長いので、あの距離。そこはいつもどおり帽子かぶって…

石田充 アナウンサー
「ガッツ」といえば田村さんですけど、あのガッツポーズはどうですか?

田村友里 キャスター
決まっていました。そんな迷いがそのあとにあったとは知らなかったです(笑)

石田充 アナウンサー
天谷さんがもう1つ気になったことがあります。

天谷宗一郎 さん
9月以降、島内投手が3試合連続で登板した試合ですね。9月1日に2失点、3日に2失点、5日に3失点の3試合のあと、どうやって状態を上げていったのかなと? ファンの方も気になっていると思うんです。それが助言なのか、メンタルなのか、それともトレーニングで克服したのか。

島内颯太郎 投手
9月5日の3失点した試合の後に新井監督から監督室に呼ばれて、そこに(藤井彰人)ヘッドコーチもいたんですけど、黒田博樹 さん(球団アドバイザー)もいて、そのときに「1年間やっていたら、こういうときもあるし、野手にしろピッチャーにしろ、うまくいかないときがあるから、もう何も変えずにそのまま投げろ」っていうふうに言われたので、それがすごく、ぼくの中では残っていますし、そのあと、ちょっと登板が空いたってのもぼくの中では大きかったです。

天谷宗一郎 さん
そのあと、しっかり切り替えて投げられた。今、話を聞いて、新井監督がいて、藤ヘッドがいて、黒田球団アドバイザーがいて、怒られると思わなかったんですか?

島内颯太郎 投手
怒られるとは思わなかったですけど、どういう顔をして、その場にいていいかわかんなかったので。ひたすらへこんでたので、このときは。

天谷宗一郎 さん
けっこう、それで気分が楽になったと?

島内颯太郎 投手
そうですね。助けてもらいました。