セ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞(初受賞)
62試合 3勝 3敗 2S 39H 42ホールドポイント

石田充 アナウンサー
なんと言っても、ことし、セ・リーグのタイトルを獲りました。

天谷宗一郎 さん
しかもカープで初ですよ。塗り替えた男ですから。

島内颯太郎 投手
いや、本当に開幕当初にしたら出来過ぎかなと思いますけど。1年間、1軍で投げさせてもらったので、結果がついてきてよかったなと思います。

石田充 アナウンサー
62試合って、半分近くの試合で投げているわけですから。しかもタフな場面で。

天谷宗一郎 さん
62試合投げて体の変化ってありましたか?

島内颯太郎 投手
やっぱり夏場はしんどいときがありましたけど、そこはトレーナーさんに見てもらいながらって形でことしはやってきました。

島内颯太郎の2023年シーズン
4/1 今季初登板 初球ホームラン…(ヤクルト戦)
4/20 今季初ホールド(阪神戦)
5/20 島内投手 “ターニングポイント”(DeNA戦)
5/26 回またぎ登板 今季初勝利(ヤクルト戦)
5/28 プロ初セーブ(ヤクルト戦)
8/15 15試合連続ホールド(阪神戦)
8/16 18試合連続無失点投球(阪神戦)
9/18 球団初の38ホールド(中日戦)

石田充 アナウンサー
プロ5年目の島内投手の今シーズンを時系列で振り返ってみようと思います。実は今シーズンの初登板は開幕2戦目のヤクルト戦、1球目を…

島内颯太郎 投手
ホームランされました。

石田充 アナウンサー
…されて、負け投手になっているんですよ。

田村友里 キャスター
そうでしたっけ?

石田充 アナウンサー
その記憶がなくなるぐらい、その後の活躍があるんですけど、当時はどんな思い?

島内颯太郎 投手
マジか…と思いました、本当に。ことしはちょっとぼくの中で覚悟を決めたシーズンだったので、出鼻をくじかれたというか、ちょっとしんどかったですけど、本当に今がどん底だと思って切り替えるしかないなと思って。

石田充 アナウンサー
開幕直後にどん底が来ているわけなんですよね。ただ、そういった中で今季初ホールドがあったりして、ご自身が “ターニングポイント” と振り返ったのが、5月20日のDeNA戦。どんな試合だったんですか?