今シーズンのサンマ漁がほぼ終了しました。宮城県の女川魚市場の水揚げ量は、去年より40%以上増えたものの、5年連続の不漁に終わりました。

女川魚市場によりますと、今シーズンは100隻のサンマ船が1838トンを水揚げしました。去年の1294トンを42%ほど上回ったものの、5年連続の低水準に終わりました。温暖化による海水温の上昇などで、2019年以降、サンマははるか沖合の公海を中心とした漁となっています。

しかし、今シーズンは寒流の親潮の南下によって三陸沖にも漁場が形成されて、小型船が操業回数を増やしました。

女川魚市場 丹野秀之専務:
「岩手あたりにも漁場ができたが、やっぱり小ぶりのサンマが多くて大変だった。(不漁は)温暖化、海水温などもろもろの変化によるものだと思う」

今シーズンは、100グラム以下の小ぶりなサイズが主体となり、1キロ当たりの取引価格は477円と去年を200円ほど下回りました。

記録の残る1989年以降、女川魚市場で最も水揚げが多かったのは、2008年の4万8566トン。1日で2000トン以上を水揚げしたこともあります。今シーズンは合わせて1838トンですから当時はその量をたった1日であげたことになります。