諏訪広域消防警防課・五味五代(いつよ)救急係長:
「倦怠感といいまして、ちょっと具合が悪いというような形で通報された方、現場に行ってみるとですね、玄関前に荷物を持って立っている方がいたと…。具合悪い方はどちらに?って聞くと「私です」と。内容を聞いていくと、本日入院の予定だったんで、呼びましたっていうような…」
こうした、救急車をタクシー代わりに使う事案も発生しています。
諏訪広域消防の消防指令センター。
119番通報で実際にあったケースです。
通報の再現①:
「119番諏訪広域消防です。火事ですか救急車ですか」
「救急車です」
「はい救急車ですね。救急車が必要な方はどなたですか」
「私になります。」
「あなたですね。」
「はい。」
「どうされましたかね。」
「料理してて皮むきで手を切ってしまいました」
「傷の大きさ大体何センチぐらいですかね」
「大体1センチくらいですね。」
「血は出ていますかね。」
「血は出てないです」
「血は出ていないですかね。1センチぐらいで、血が全然出ていないということですね。」
「はい」
別のケースでは…
通報の再現②:
「119番諏訪広域消防です。火事ですか救急車ですか」
「救急車です」
「救急車向かわせますが救急車必要な方はどなたになりますか」
「私です私」
「あなたですね」
「昨日からね胃が少し痛いんで」
「きのうから胃が痛いということですね」
「それでは迎いますので、サイレンの音が聞こえましたら」
「いや、ちょっとサイレンは近所迷惑になるんで、止めてきてもらっていいですか私外で待ってますんで、」
「救急車は緊急車両のためサイレン止めていくことできませんので、ご理解のほどお願いします」
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

「ぼっち、きもい」と「妄想」…惨劇はなぜ起きたのか①【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記①】

「母さんを撃ってくれ」…惨劇はなぜ起きたのか②【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記②】

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





