2年前、日本人として51年ぶりにショパン国際ピアノコンクールで2位となった反田恭平さんがオーストラリアで初めてピアノリサイタルを開きました。

シドニー市内で開かれたピアノリサイタル。反田さんはショパンの名曲の数々を演奏しました。観客も大いに沸き、アンコールでは5曲を披露しました。

記者
「反田恭平さんのコンサート、世界各地からコンサートを観に来ているといいます」

観客
「彼の音色、タッチ、そして、ピアノを演奏する情熱が素晴らしい」

コンサート後、反田さんは観客の声援がとても励みになったと話しました。

反田恭平さん
「お客さんがすごくウェルカムで、やたら『ブラボー』が多い国だなと思いました。久しぶりに、すごくありがたい歓声を全身で浴びたなと」

そして、来年は子どもの頃からの夢である指揮者としても挑戦していきたいと語ります。

反田恭平さん
「指揮をやっているからこそ見えてくるピアノの世界もあるので、2つのことを同時にうまくバランスよくできたらと」