千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大外野手(23)と広島東洋カープ・小園海斗内野手(23)が9日、神奈川・川崎市にあるENEOSとどろきグラウンドで「アンダーアーマーベースボールクリニック2023」の野球教室に参加。小学4年生から中学3年生までの約60人の子どもたちと交流した。
藤原、小園は中学時代は『枚方ボーイズ』で共に汗を流した。同学年の二人は2018年にそれぞれドラフト1位でプロ入り。ライバルでもあり、親友としてプロ野球界で切磋琢磨している。今年11月に行われた「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では共に侍ジャパンに選出。二人の活躍もあり、2017年に続く連覇に貢献した。
野球教室ではティー打撃やフリーバッティングするこどもたちに手振りを交えながら約2時間、野球界の未来を担う子どもたちを指導。野球教室の最後に二人は子どもたちの前でプロ野球選手の打撃を披露。小園は見事、柵越えを披露できたが藤原は柵越え出来ず、苦笑い。それでも二人の鋭い打球を間近で見た子どもたちからは驚きの声が上がった。
初の野球教室で指導者デビューした二人。藤原は「慣れてないところもあってちょっと難しいなと思いましたけど、色々と聞いて来てくれたので楽しかったです」と語った。一方、小園は「楽しかった。すごい質問してくれる子どもとかいたので、ちゃんと考えてやってるんだなって思いましたし、小学生の時にそんなこと考えてたかなってくらいの質問もあったのですごいなと思いました」と驚きを隠せなかった。
■藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000年5月6日生まれ23歳。左投げ左打ち。大阪桐蔭高~2018年ドラフト1位でロッテへ。高校時代では3年時に甲子園大会で春夏連覇を達成。プロ5年目の今季は自己最多の103試合に出場。打率.238・3本塁打・21打点。
■小園海斗(こぞの・かいと)
2000年6月7日生まれ23歳。右投げ左打ち。報徳学園~2018年ドラフト1位で広島へ。プロ1年目から58試合に出場。21年にはショートのレギュラーとして自身初となる規定打席に到達。プロ5年目の今季は80試合に出場。打率.286・6本塁打・31打点。














