6日、えびの高原の硫黄山周辺の噴火警戒レベルが引き下げられたことを受け、9日から県道1号の通行が土日限定で再開されます。

えびの高原では、日曜日にアイススケート場のオープンも控えていて、観光客の回復が期待されています。

えびの高原の硫黄山周辺について、気象台は、6日、噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から活火山であることに留意の「1」に引き下げました。

これに伴い、通行止めになっていた硫黄山近くを通る県道1号は、9日から土日限定で車での通行が再開されます。

およそ5か月ぶりの通行再開に、えびの高原にある土産物店は…

(山の駅りんどう 武吉太介店長)
「(通行止めで)お客さんの数でいうと2割減くらいはあった。インバウンドのお客さんも増えていて、海外からのお客さんも増えることを期待している」

一方、こちらは、8日にオープンを控えた屋外アイススケート場。

(えびの高原屋外アイススケート場 種子田裕之場長)
「もう最終段階で、あと、氷厚をあげていくという感じ」

現在、オープンに向けた最終準備が進められています。

(えびの高原屋外アイススケート場 種子田裕之場長)
「やっとこのシーズンが来たかなという気持ちもあるが、やはり一番期待しているのは県道1号。宮崎のお客さんがだいぶ減っていたので、これでまた土日通れるようになり遊びに来るお客さんが増えてくれれば」

冬休みを前に決まった県道1号の通行再開。観光客を呼び込む追い風となることが期待されます。