犯罪防止などのため警察官が行う「職務質問」の技を競う大会が開かれました。
ポイントは「声のかけ方」だそうです。

(競技の様子)「こんばんは。警察署です」

長野市で開かれた職務質問の競技会。

実務経験5年未満と40歳未満の警察官の「若手ペア」が公園で不審者を発見し、声をかけるという設定で行われました。

対象者への声のかけ方や、スムーズな荷物検査が評価のポイントです。

(競技中の警察官が不審者のカバンの中身を見る)
■警察官「じゃあ出しますね一緒に」
(ナイフ出る)
■不審者「これ持っていちゃいけないの」
■警察官「危ないものですから。しっかりした理由がないのに持ち歩いてもらっては困る」

■千曲警察署 池田有多朗巡査(交番勤務1年目)
「時間をかけてしまうと、相手も急いでその場から立ち去ろうということが多々ありましたので、疑いがある者については会話をつなげたりして逃走防止に努めていきたい」

長野県警地域課は「大会で出た課題点を今後の若手指導に生かしていきたい」としています。