違いは市民の目線に配慮しているか否か…

同じ条件でなぜ開示の判断が異なるのでしょうか?

市議会でビジネスクラス問題を追求した石須議員は?

高岡市議会 石須大雄 議員:「氷見市は市民の目線で情報公開の条例を読んで公開している。要は情報公開してくださいと言っている人の気持ちに寄り添って出している。高岡は全く配慮がない状況で出している。それが市民サービスにとっては絶対マイナスですから。より市民の人が知りたいことをしっかり出せるようにしたほうがいいと思います」

情報公開について詳しい青島明生弁護士も、高岡市の黒塗り対応を疑問視しています。

富山中央法律事務所 青島明生 弁護士:「議会の政務活動費の調査をずっとやってきましたし、知事の海外出張の費用等もチェックして、問題あるときには指摘してきましたけど、これまで具体的に見積書の中身が隠されたことはない高岡市が初めてで。ほかのところは市民の知る権利、住民の知る権利と行政の説明責任を重視して対応したということで高岡市はそこを低くしたということだと思います。単なる、視察の旅費ですから全く妥当という根拠が見つからない。考えられるとすれば業者の意見を忖度しすぎた、でもその業者の意見はひょっとしたら市のほうから反対してもらったほうが助かるというようなこともあるのかなと思うほどありえない話」