事件現場に飛ぶ蝶々に涙「きっと子どもたちだね」

「裁判が始まってからの9月7日の朝方、娘が私に会いに来てくれました。私の腕に倒れた娘の顔をなでる夢でした。弱虫の母のそばにいるというメッセージだったと思います。」
「娘が亡くなってから、とんぼや蝶々を目にするようになりました。49日前やお盆などの節目に、とんぼが飛んできてしばらく止まり、私の方を見ていたことがありました。私はしばらく見つめ合いました。期日の合間に、ほかのご家族の方々と事件現場で手を合わせに行ったとき、蝶々が1匹飛んできて、第一スタジオのほうに行きました。そして蝶々が2匹になって、反対の方向へ飛んでいきました。」
「それを見て、他のご家族の方々と『きっと子どもたちだね』と話して、心があったかくなりました。私たちは、涙を流しました。もしも神様に1つだけ願いを叶えてもらえるなら『娘に会いたい、抱きしめたい』」