この施設を立ち上げた、しまね子ども支援プロジェクトの樋口さんには、特別な想いがあります。

NPO法人しまね子ども支援プロジェクト 樋口和広 副理事長
「私自身、ひとり親家庭で育って、母親が自分のご飯を食べずに私を育ててくれてた、というのを知ったのは大学生の時でした」

自身もひとり親家庭で育った樋口さん。

より多くの人が利用できるよう、24時間オープンの施設としました。

NPO法人しまね子ども支援プロジェクト 樋口和広 副理事長
「昼しか取りに来れない、夜しか取りに来れない、平日しか無理とか、いろんな事情があるのがひとつ。24時間OKにすることで、賞味期限の短いものでも、取り来ていただけるようになる、というのが大きな理由です」

オープンから1週間、12月7日までに、出雲市をはじめ、松江市や大田市など、70世帯の申し込みがありました。