経済的に厳しいひとり親世帯が、無料で24時間いつでも、食料品や日用品を受け取れるフードバンクがオープンしました。ひとり親世帯の利用者に話を聞くと、物価の高騰などが、家庭に大きな影響を与えているようです。
施設を立ち上げたのは、ひとり親世帯で育った男性でした。

ひとり親世帯の母親
「スーパーとか行っても『えっ!』とか思います。値段を見て、『これは買えない』というものがいっぱい増えてきて『どうしよう…』みたいな」

そう話すのは、子ども2人をもつ、ひとり親世帯の母親です。

そんな家庭のサポートを目的に、11月30日にオープンしたのが、24時間利用可能なフードバンク「コミュニティフリッジ出雲」です。

NPO法人しまね子ども支援プロジェクト 樋口和広 副理事長
「施設内に野菜を並べたり、12月には冷蔵庫が入ってくることになっているので、冷蔵庫で保管して提供します」