陸上自衛隊 大村駐屯地の第16普通科連隊に所属する24歳の男性陸士長が、2022年9月下旬、福岡市内の駐車場内で酒を飲んだ状態で車を運転し、看板を損壊したとして、12月5日付で停職12か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊大村駐屯地の第16普通科連隊に所属する24歳の男性陸士長です。

大村駐屯地によりますと、この男性陸士長は、去年9月24日に同僚と福岡市内の飲食店に行き、テキーラ2杯とウォッカ6杯の酒を飲んだ状態でマイカーを運転し、立体駐車場内の看板に接触して壊したということです。

この翌日、福岡県警から大村駐屯地に連絡があり、24歳の男性陸士長に事情を聞いたところ「泥酔していて細かく覚えていない」と話しているということです。

大村駐屯地は、今月5日付で男性陸士長を「酒気を帯びて車を運転し、看板を損壊させた」として停職12か月の懲戒処分としました。

第16普通科連隊長の土肥崇紀 1等陸佐は「国民の生命と財産を守るべき自衛官が今回このような事案を起こしたことは誠に申し訳なく遺憾。今後、更に隊員の教育指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。