仙台医療圏の4病院再編構想を巡り宮城県議会では7日も論戦が交わされました。6日、村井知事が、県立精神医療センターの富谷市移転に伴い名取市内には分院を設置する方針を示したことに、議員からは「場当たり的だ」など厳しい声が上がりました。

県議会一般質問では、県の4病院再編構想について与野党の議員から質問が相次ぎました。

共産党県議団 舩山由美議員:
「本院、分院2つに分けて経営的にも人員確保の面でも、やっていけると思っているのですか」

村井知事:
「しっかりとスキームを作り上げていきたい。もちろん財政的な負担をどうするかということになってくると思うので、非常に慎重に考えてきたい」

村井知事は、6日、富谷市への移転を構想する名取市の県立精神医療センターについて、移転後は名取市内に分院を設置する方針を表明。これまで検討してきた民間精神科病院の公募による誘致を断念しました。

共産党県議団 舩山由美議員:
「8月31日に審議会で民間公募案を提案して、わずか3か月余り、あまりにも場当たり的な対応ではないか」

ほかにも議員からは「年度内の基本合意は現実的ではない」、「民主主義はプロセスが重要」などと、県の進め方に懐疑的な意見が相次ぎました。村井知事は「不安や懸念を払拭できるよう引き続き真摯に取り組む」と述べ年度内の基本合意を目指す姿勢を改めて強調しました。