7日朝、沖縄県那覇市にある気象台で、黄砂が観測され、那覇としては11年ぶりとなる12月の黄砂となりました。

 9日土曜日には、北海道にも黄砂が飛来する可能性が出てきました。
 9日土曜日の朝には、日本海側の地域で黄砂が降り始め、昼頃には道内の広い範囲で観測が予想されています。
 9日土曜日の午後になると、黄砂のエリアが少しずつ南下し、10日日曜日には、黄砂のエリアが北海道の南の海上へ離れるでしょう。
 この時期に、大陸で黄砂が巻き上げられるのは珍しいことで、もし、北海道で12月に黄砂が観測されれば1967年の統計開始以来、初めてのことになります。
 しかし今回の黄砂は濃度が薄く、さらに黄砂と一緒に雨雲もやってくるので、黄砂による生活への影響はほとんどなさそうです。
 
 なお、北海道では日曜日になると強い冬型の気圧配置で気温は急降下。
 日本海側の沿岸などで、猛吹雪となる恐れがあります。
 天気や気温の変化が非常に大きな週末となるため、服装の調節や路面状況の変化に気を付けてお過ごしください。