7日は全国的に気温が上がって、「小春日和」のような暖かさの所が多くなっていますが、こうした中、「春の使者」とも言われる黄砂が、大陸から飛んできています。
7日は午前8時半に沖縄の那覇で観測され、水平方向の見通しは8キロでした。気象庁では、7日は西日本から南西諸島にかけての広い範囲で黄砂が予想されるとしています。
そして、次の土日は東北地方にも黄砂が飛んでくる可能性があります。宮城県内には9日夜遅くから10日明け方にかけて、薄い濃度ながら黄砂の飛来が予想されていて、今後の情報に注意が必要です。

この季節の黄砂の飛来は珍しく、仙台管区気象台によりますと、仙台では過去に11月や1月には観測されたことがあるものの、12月に観測されれば初めてだということです。