パクチーの種をスパイスへ
パクチーの種が香辛料として使われていることに気づいた喜久山さんは、早速、試作を重ね、3年半かけて女神のスパイスの商品化にたどり着きました。
島の人の反応は?
まさえ商店 杉本正枝さん
「観光客に随分好評です。最近島の人たちもよく買うようになって」
てんだ花 古見惇哲さん
「いいアイディアを思いついたなと思って、すばらしいなと思います」
喜久山さんにとって、スパイス作りは、島の人々への恩返しだといいます。
喜久山ホセファパルマさん
「私が外国人じゃないですか。外国の方で島に入ったときにも、外国にも関わらず、すごく受け入れてくれてたから。本当に私は与那国島の一員みたいな扱いをされてて、この島は嫌になるなよとか、頑張れよとか、無理はするなよとか、もう何気なしの声かけるだけで、思ってくれてるんだなっていう。だからいつか恩返しをしたい」
スパイスを通して与那国島に関心をもってもらいたいと、販路拡大に取り組んでいます。
購入客
「八重山の産業まつりで、おすすめされたから購入してみたんですけど、めっちゃおいしくて、人にあげたくて、たくさん買ってます」