性感染症の一種「梅毒」は、新型コロナの影響で一時減少したものの、全国と同様に長野県内も年々増加傾向にあります。
今年の届け出数は既に75件と、2022年を上回り、調査開始以降、最も多くなっています。
なぜ急激に拡大が進んでいるのか。
梅毒は一体どんな病気なのか。専門家に聞きました。


唇にできたくぼみ…。


全身の皮膚に現れるピンク色の発疹。


さらに手のひらに出てくる「カサカサした斑点」。

このどれもが、性感染症「梅毒」の典型的な症状です。

しかし、この湿疹と斑点は、痛みや、かゆみはほとんどなく、放っておくと消えてしまうこともあります。

この特徴こそ、梅毒が急増している一つの原因と考えられています。