7月5日朝、長崎県に上陸した台風4号は、西日本を中心に猛烈な雨をもたらしました。温帯低気圧に変わっても不安定な天気が続いていて、静岡県内では6日にかけて注意・警戒が必要です。

5日午前5時頃の熊本県熊本市内の様子です。バケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。気象庁は5日朝、九州の各地に「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨が降ったとみられます。落雷も相次ぎました。

<落雷被害を受けた住民>
「ドーンという音と配電盤が見える位置にいたんですけど、爆発して」

1時間に120ミリ以上の雨が降ったとみられる熊本県荒尾市では、住宅の分電盤から火が出てコンセントなどが焼けました。落雷が原因とみられます。

高知県では「線状降水帯」が確認されました。

<京面龍太郎記者>
「県道沿いにあるこちらの水路から水があふれていまして、道路が川のようになってしまっています」

高知県須崎市では地域を流れる川から水があふれ道路が冠水するなどしました。

<近くの住民>
「欄干の所に木が引っかかっているでしょ。あれが(水位の上昇で)橋を越えそうだった」

また、中土佐町では山肌が大きく崩れ、道路をふさぎました。発達した積乱雲が直線状に並ぶ「線状降水帯」が発生すれば、同じ場所に長時間、大雨を降らせ、災害が発生する危険性が急激に高まります。

台風から変わった温帯低気圧は東に進み、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み続けています。

静岡県では、6日にかけて非常に不安定な大気の状態が続きます。雨足が弱まっていても局地的に非常に激しく降るおそれがあり、5日夜から6日明け方にかけは雨の降り方に注意・警戒が必要です。