中九州横断道路の大分宮河内インターと犬飼インター付近の未事業区間について、国の諮問会議が山側ルートを整備する対応方針案をまとめました。

中九州横断道路は大分市と熊本市を結ぶ総延長およそ120キロの高規格道路で、大分宮河内と犬飼の区間は大分県内で唯一の未事業化区間です。

4日、福岡市で開かれた国の諮問会議では計画段階評価で対象区間のルート案を協議しました。その結果、「重要事項の政策目標の達成が見込める」などとして、山側ルートを対応方針案とすることが妥当と判断されました。

山側ルートでは吉野地区に中間インターチェンジを設置することも検討されています。

これを受けて佐藤知事は「早期事業化に向けた大きな前進で嬉しい限りです引き続き中九州横断道路全線完成に向けて、国に強く要望して参ります」とコメントしています。