困窮する子育て家庭を支援するNPO法人が行ったアンケート調査で、物価高の影響を受け去年よりも家計が「とても厳しくなった」と答えた親がおよそ8割に上ることがわかりました。

このアンケートは、先月、NPO法人キッズドアが支援する母子家庭などおよそ1800世帯の保護者を対象に行ったものです。

調査では、物価高の影響で去年の同じ時期と比べて「家計がとても厳しくなった」と答えた親が77%に上りました。

調査をした日の前日の「食事の回数」を聞いたところ、「2回以下」と答えたのが子どもは24%、親では70%に上りました。

団体の代表は「困窮家庭には賃上げが行き届いていない。働いているのに子どもにご飯を食べさせられない」として、政府に対して継続的な子育て費用の支援などを求めています。