菌は「ジメジメ」大好き 歯ブラシにカビが生えている!

つづいて、歯ブラシの保管方法についてです。このような保管の仕方していませんか?

1)水気をとらないまま歯ブラシケースに保管する

2)洗面所の扉の奥など日が当たらず乾燥しにくい場所に保管する

3)浴室内に歯ブラシを置いておく
これらは全て菌が増殖する原因です。

あすなろ小児歯科医院 佐野哲文歯科医師:「菌は、じめじめしたところ、生暖かいところで増殖していきますから」
「こういった根本の部分が白く変色してきたり、酷いものになると黒くなってきてカビが発生しているような歯ブラシも中には持ってこられる方はいらっしゃる」
歯磨きが終わった後は風通しがよく乾燥しやすい場所に置き歯ブラシに付着している菌が増殖しないようにすることが大切です。

あすなろ小児歯科医院 佐野哲文歯科医師:「菌の数をゼロにするのはなかなか難しいですけれど、常にお口の中にいる菌をなるべく少なくした状態で維持することは私たちの普段の健康においてとても大事なことだと私は思います。」


不衛生な歯ブラシを使うことで歯をきれいにするための歯磨きが逆効果を招くことも。日々のちょっとした心がけで健康維持に役立てましょう。

歯ブラシはできれば1か月、最低でも3,4か月に1回は交換するといいそうです。
また、熱湯やアルコールで消毒するという人もいますが、歯ブラシが劣化するので控えたほうがいいそうです。