河原清夫さん
「アイヌ民族も小さなところは抗議することもできないと聞いてきました」

アイヌ民族が受けてきた差別の歴史、そして、自然を大切にして生きるという彼らの文化を、多くの人に伝えようと決心した河原さん。
まず、学校などで絵本の読み聞かせを始め、3年前に「アイヌの人たちのたべものやくらし」という紙芝居を作りました。

「正直で優しい心の正しいアイヌだけに肉や皮を届けるのです」

余命宣告を受けた直後、定期的に読み聞かせをしていた子ども食堂で行った最後の紙芝居公演では…

紙芝居を見た人
「楽しかった。こんな紙芝居が見られてよかったなと思いました」
「図書館に行ったとき、子どもがアイヌという言葉を見つけて『あのおじさんの紙芝居の話だ!』と言って。本に興味を持って借りたりしています」

河原さんの地道な活動は、確実に地域の人たちの心を動かしていました。

その子ども食堂を覗いてみると…