今年7月の法改正で、電動キックボードはヘルメットの着用が「努力義務」となりました。
警察によりますと事故現場からヘルメットは見つかっておらず、女性は着用していなかったとみられます。
JNNが首都圏で行った取材でも、電動キックボードに乗った人のほとんどが、ヘルメットをかぶっていませんでした。

中島博史所長:
「電動キックボードの速度域で転倒したときには頭を打ち付けるときの衝撃も非常に大きい。罰則がないからしなくていいのではなく、自分の身を守るために、ぜひ(ヘルメットを)装着してほしいと思います」
県内でも一般の利用のほか、観光地の移動手段としても活用が始まっている電動キックボード。

16歳以上なら運転免許なしで走行できますが、最高時速20キロなどのルールがあり、交通違反をした場合は刑事処分などの対象となります。