首都圏ではいま、電動キックボードのルール違反が問題となっています。
取材ディレクター:
「あ、信号無視した!」
「おっと、信号無視をしていますね」
専門家はー

交通事故鑑定ラプター・中島博史所長:
「視線が非常に歩いている時の感覚に近いので、歩いている時の感覚で『大丈夫だろう』というような見込みで運転してしまう危険があると思います」
「左折の場合は道路の左側を回っていれば車と干渉しないだろうというような、甘い見通しはあるんだと思います」
「歩行者のような感覚」。
そこに、電動キックボードならではの危険が潜んでいると言います。

中島博史所長:
「人間が感覚的に出せるような速度よりもはるかに高い速度が出ているので、止まろうと思ってもなかなか止まれないし、曲がろうと思っても曲がれない。さっと回避できるだろうというような感覚で運転すると、これはもう事故に結びつきやすいです」