風邪をあまりひかない“医者の寒さ対策”
日比麻音子キャスター:
もう一気に寒いですね。
産婦人科医 宋美玄さん:
先週末が寒くて、ちょっと風邪をひきかけたんですけれども、秋がなくて、いきなりもうダウンを着る日々ですよね。
日比キャスター:
何とか重ね着で、私もいろいろと工夫して、タンスの底から引っ張り出してますけれども、宋さんは何かされてますか。

産婦人科医 宋美玄さん:
私は登山するので、今おっしゃったような“黄金ルール”に関して、やはり綿はもう濡れるとそのまま体温を奪い続けるのでNG。
化繊の下着とウールでできたシャツなどを着てダウン。これは基本なので、私はエベレストを見に行った、ヒマラヤに着て行ったダウンで、去年(2022年)の冬も全部乗り切ったので、もう軽いのでいいかなと思っています。登山用品はおすすめです。
井上貴博キャスター:
それこそ、お医者さんという職業柄、絶対に風邪をひけないじゃないですか。何か対策はあるんですか?
産婦人科医 宋美玄さん:
(風邪を)ひいたりすると思うけど、おそらく風邪の患者さんと接してるわりにはひかないと思うんですね。私の場合は結構冷え性なので、家ではモコモコの靴下、フリースみたいなのを着たり、自分で体温を作るために筋肉を動かすなど、そういう体温を内からも作っています。
井上キャスター:
筋肉を動かすというのは?
産婦人科医 宋美玄さん:
普通に運動です。やはり肝臓などは筋肉で体温で作るので、動かしたり、あとはくず湯など、保温性の高いものを朝からずっと飲んだりします。
井上キャスター:
結構皆さんやってることを実直にやってらっしゃるということなんですね。お医者さんは本当に風邪をひかないですよね。だってプレッシャーはありますよね。お医者さんで風邪をひいたら、少し説得力がなくなってしまいますよね。
産婦人科医 宋美玄さん:
そうかもしれないけど、確かにひかないように気をつけてます。