県内では、高齢者だけでなく若者が特殊詐欺被害にあうケースも増えています。
最近は店員に声をかけられることも見越して、あらかじめ嘘の口実を用意していたり、買い物中に電話をつないだままにして直接指示を出したりなど、手口はより巧妙化しているといいます。

日頃からプリペイドカード類を購入していくお客さん自体が多いことや、サービス業としての立場上、「買いたい」というお客さんに「売らない」と言うことが難しいことも、大きなネックになっています。
訓練に参加したコンビニ店長
「急いでおられたりすると、むしろ声をかけて止めてしまうことが悪いような…でも1件でも防げるように声掛けしようと思います」
後を絶たない特殊詐欺被害。水際防止の最後の砦となるコンビニなど販売店でも、現場の懸命な努力が続いています。