知られざる長崎の魅力を旅行会社に伝え観光客誘致につなげようと、県観光連盟が30日、説明会を開きました。

東京や大阪など大手旅行会社11社が参加した説明会。

県観光連盟が年1回、開いていて最新の観光情報を発信し、観光客の呼び込みにつなげます。

県観光連盟国内誘致部 前田敦部長:
「実は知らなかったとか、新しい発見があったというのを極力我々も提案していきたい」

長崎県内14市町の自治体や観光協会の担当者が11分の持ち時間で知られざる地元の魅力をアピールします。

南島原市:
「どぶろくを作っていただいたりとかちょっと普通ではできない体験も準備してもらってます」

壱岐市:
「バナナファーム壱岐。皮ごと食べられるバナナで、葉っぱはお皿を作ったり。食を絡めた体験ってあんまりないじゃないですか。こういった体験って思い出に残るし」

最近、人気なのが連泊して様々な体験を楽しむ周遊型の旅スタイル。旅慣れた人が増えてきているのが背景にあるようです。

日本旅行 西日本国内旅行事業部 仲川舞さん:
「私たちの知らない素材っていうのはいっぱいあると思うので、ぜひぜひ学んで持ち帰ってお客様を送客出来ればなと思っています」

阪急交通社中部日本営業本部 高橋美晴さん:
「何泊かして、新しい観光素材とかを周遊するツアーとかを調整できたらいいなと思いました」

ちなみに福山雅治さんが皇帝役を務めることが発表され一段と注目度が上がっている今年の長崎ランタンフェスティバル。

『皇帝パレード』の来年2月17日前後は、長崎市内の宿泊施設はすでに満室に近い状態だということです。