「やらなきゃなぁ・・・」
今年も残すところ1か月。大掃除をやらなくてはと思っている方もたくさんいらっしゃるかもしれません。プロのテクニックを紹介します。
気温が1℃でも高いうちにやるべし
南波雅俊キャスター:
大掃除をいつ始めるかというアンケート調査(カジナビ)で、特に多かったのが、12月下旬の39.6%。

ただし、お掃除のプロ・ベアーズの髙橋ゆきさんによると、大事なのは、早く始めることで、気温が1℃でも高いうちに始めると良いそうです。
今年の夏は本当に暑かったので、外に出られずに、窓の周辺の掃除をやらなかったという方がいらっしゃるかもしれません。カビのエサであるホコリなどの汚れが残っている可能性があります。そんな状態でエアコンを使うと、室内と外の気温の差が大きくなって、窓に結露ができる。ホコリと水分が重なって、カビが繁殖しやすい環境ができます。

髙橋さんによると、黒カビを掃除する際には、ポイントがあります。
要注意なのは、ゴシゴシこすらないこと。強くこすると、カビの胞子が飛んでしまい、広がって増殖しやすくなる。
黒カビ掃除のポイントは、▼カビ取り剤をスプレーして、15分間ラップで覆うこと。カビが落ちやすい状態になるので、その段階で、さっと拭くのが大事です。

そして、カビといえば、浴室。
浴室の黒カビを“予防”するためには、▼50度以上のお湯を5秒かける。そうすることでカビが死滅します。
さらには、▼消毒用アルコールを、キッチンペーパーに染み込ませて拭くと、カビが増殖しにくくなるそうです。
