宮城県内ではインフルエンザの患者が増加していて、仙台市でも患者数が2週連続で増加し警報開始基準を上回りました。市は基本的な感染防止対策を呼びかけています。

仙台市によりますと11月26日までの1週間に新たにインフルエンザと診断された人の数は、1医療機関あたり38人と前の週のおよそ1.6倍に増え警報開始基準を上回りました。

保健所の支所別でみると泉区が48.13人と最も多く次いで青葉区で44.09人、太白区で42.20人などとなりました。

インフルエンザの流行について街の人は。

「保育園とかでも流行っています。予防接種はしてなるべく人ごみにはいかないように」
「家族でけっこう流行っていますね。うちは別なんですけど実家の方で」
「職場だといないんですけどお子さんがインフルエンザでってことで出勤を控えたりというのはありますね」

仙台市によりますと、29日は市内62の小中学校で学級閉鎖または学年閉鎖などの措置が取られました。

仙台市若林区の小児科クリニックでも診察に訪れる患者が増えているといいます。

かやば小児科医院 萱場潤院長:
「今年は今月に入って急に増えたというわけではなくて、3度ほど流行のピークがあったのですがその中でも今回はとても多いと思います。咽頭痛、のどが痛いというので始まっていると思います」

かやば小児科医院 萱場潤院長

今週は、患者が過去5年の平均に比べおよそ24倍に増えていて、年齢別で見ると子どもと70歳以上が特に多いといいます。

かやば小児科医院 萱場潤院長:
「70歳以上になると免疫が落ちてくる方が多いのかなと思いますし、4歳までの子はインフルエンザの集団免疫は少ないと思います。10歳までというのはどうしても集団で生活することが多いんですね」

今後の感染については…。

かやば小児科医院 萱場潤院長:
「この状況が続くとなると、かなりの人数がかかると思うので、今がピークなのか1月にかけてもっと上がるのかというのは予測が難しいところではあります」

萱場院長は、コロナ5類移行で人との交流が増えたことも増加の要因の一つではないかと指摘していました。早めのワクチン接種、換気や手洗いうがいなどの感染対策をしましょう。