29日の岩手県内は内陸を中心に朝から雪となり、盛岡では今シーズン初の積雪を観測しました。街の人たちは、シーズンはじめのまとまった雪に驚いていました。

冬型の気圧配置と上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、県内は今朝から内陸を中心に雪となりました。
盛岡市内では降りしきる雪に、道行く人たちが傘を差して足元を気にしながら歩いていました。
気温が高く道路にはそれほど積もっていない雪も、車や住宅の屋根は、白く染められていました。

(盛岡市民)
「きょう車に雪が積もっていて、ちょっと出るのに時間がかかった。冬が来たって感じでうれしい気持ちもある」
「道路に積もっていないので少しは安心しましたけど、まだタイヤ交換してないんですよ」
「寒い!雪遊び好き」

盛岡、花北、奥州金ケ崎、両磐の各地域には大雪と着雪の注意報が出されました。
午後4時現在の積雪の深さは、西和賀町湯田で31センチ、盛岡で2センチとなっています。
またJR東日本盛岡支社は、30日も県内は大雪が見込まれるとして、北上線と花輪線で、午前中の列車に遅れや運休が発生する可能性があると発表しています。