日本海テレビは、善意を踏みにじって私服を肥やした行為として、元局長をきのう付で懲戒解雇とし、きょう鳥取警察署に被害届を出しました。

日本海テレビは、責任を持って保管すべき浄財が着服されるのを10年間見落としていたとして、24時間テレビの寄付をした人や番組関係者にお詫びし、田口代表取締役会長が辞任、西嶌代表取締役社長が給与全額を3か月返上すると発表しました。

元局長は動機について「最初の2014年は親族のためにお金を用立てる必要があった」と話していて、日本海テレビは元局長が後輩を連れてよく飲み歩き、スロットも好きだったことから、こうしたことに使ったのではないかとみています。

日本海テレビHPより

なお、着服された24時間テレビの寄付金264万円あまりについては、日本海テレビが責任を持ってチャリティー委員会に届けるとしています。

元局長はこれまでに448万円あまりを返還していて、残りの金額も弁済するとしています。