会社の資金については、重複して申請されたため取り消すべき支払い案件について入金したようにデータを改ざんしたり、次年度の退職で不要となる取締役の保険料を支払ったように装ったりして、2014年から2021年にかけて8回着服していました。
元局長は、今月初めの税務調査で資金の着服が発覚することを恐れ、自ら会社に申し出て、社内調査で24時間テレビ寄付金の着服も判りました。
日本海テレビジョン放送 西嶌一泰 代表取締役社長
「着服しても発覚しないだろうという考えに至って手を出してしまったと、一番最初にそういうことがあったというふうに本人は申しております」

元局長は着服が始まった2014年には経理部次長、2017年からは経理部長を務めていて、24時間テレビの寄付金が保管されている社内の鍵付きの部屋と金庫を開けることができたということです。
街の人は
「せっかくの善意で集めている寄付を、私腹を肥やすために使用されているのは、やっぱり憤りを感じるところではありますけど」
「困っている人たちに向けての寄付なのに、幹部の方たちがもらっているっていうのはちょっと許せないというか」