データ解析で甘い焼き芋を…そして“新たな夢”
長井さんは新潟大学工学部出身。
もともとはIT業界で“営農支援アプリ”の開発などに携わってきました。その経験を活かし、データ解析に基づいた甘い焼き芋づくりを行っています。

「う~ん、おいしい。本当においしい」と焼き芋の味に感動するとともに、長井さんの思いに共感した難波さん。「がたいも」を使ったスイーツを『なみ福』で販売することにしたのです。

なみ福の山本佑実香さんがスイーツを紹介してくれました。焼き芋ペーストを温かい牛乳に溶かした「おいもラテ」に、なみ福オリジナルのソフトクリームと合わせた「おいもの和風サンデー」です。

なみ福 山本佑実香さん
「ぼくのさつまいもさんが作ってくださっている焼き芋ペーストが本当においしいので、そのままのおいしさをどうにか活かせないかなと思って試作を繰り返していたんですけど、『想像以上におイモの味が感じられる』と言っていただけて、すごくうれしいなと思っています」
なみ福では「がたいも」を使った、さらなるスイーツも開発中です。そして難波さんには、“農業にまつわる新たな夢”も生まれています。

難波章浩さん
「毎日煮干しの残渣(絞った後の残りかす)がでるんですよね。そこをどうしようかというのがテーマだったんですよ。それを肥料にして、できた作物をお店で出す。それ夢っすね」
ラーメンにとどまらない斬新なアイデアに、これからも目が離せません。