連日行われている楽天イーグルスの契約更改交渉。
11月25日と26日は、今シーズン飛躍を遂げた若手・ルーキーたちが年俸大幅アップを勝ち取りました。

村林一輝選手:
「色んな経験をさせてもらったので今まで以上に強く、勝ちたい優勝したいという思いが増しました」

村林一輝選手

シーズン後半、スタメンに定着し自己最多の98試合に出場した村林。課題だった打撃力が大きく向上し安打数など全てでキャリアハイをマーク。終盤戦の快進撃の原動力となりました。この活躍を高く評価され、今年の年俸から2.7倍の2700万円で契約を更改しました。

村林一輝選手:
「1年間試合にショートで出るというのと、監督を胴上げできるようにやることは変わらず勝利に向かっていきたい」

そして、自慢の打力でチームを勢いづけた小郷選手も交渉に臨みました。

小郷裕哉選手:
「一年間通して初めて1軍でプレーできた年なので、そこの評価と打撃面での勝利の貢献を評価してもらった」

今シーズンは120試合に出場打率262、ホームラン10本、49打点といずれもキャリアハイを大きく更新。2250万円アップの推定3100万円で契約を更改しました。

一方、投手陣ではルーキーながら大車輪の活躍を見せた2人が初めての契約更改交渉に臨みました。ローテーションの一角として5勝を挙げた荘司は1400万円アップの3000万円で納得のサイン。

荘司康誠投手:
「来シーズンは開幕からローテーションに入って1年間投げ抜きたいと思っていますし、結果として規定投球回を達成したいと思う」

リリーフとして51試合に登板し、チーム2位の8勝を記録した渡辺翔太は1800万円アップの2800万円で更改。松井裕樹のメジャー移籍で空白となる新守護神の座へ名乗りを挙げました。

渡辺翔太投手:
「9回を投げるところを目指してこのオフシーズン(松井)裕樹さんと自主トレをさせてもらうので、まずは気持ちの持ちようだったり色々教わってキャンプイン出来たら」