熊本の問題や現状を独自目線で取材する「RKK深掘り(ふかぼり)調査班」。
今回は、ふるさと納税の返礼品で外国産の鶏肉を宮崎産と偽装していた問題です。
国産の鶏肉と外国産の鶏肉にどんな差があるのか
偽装したのは熊本県内の食肉販売会社でした。では、その鶏肉国産と外国産にどんな差があるのか、取材しました。
この問題は錦町(にしきまち)に本社を置く食品販売会社が、去年10月から今年4月までに宮崎県の工場から出荷した都城市(みやこのじょうし)の『ふるさと納税』の返礼品についてブラジル産やタイ産の鶏肉にも関わらず、宮崎県産と表示していたものです。

食品販売会社はRKKの取材に対し偽装を認め「原料の調達が難しく、安定して調達できる外国産を使用した」としています。
ただ、偽装された鶏肉は約144トン、誰も肉質の違いに気付かなかったのでしょうか。
沖村考祐アナウンサー「同じ鶏肉でも国産と外国産では、何がどれだけ違うのか、大正4年創業の精肉店、肉のプロに聞きます」
こちらは鶏モモ肉です。どちらが国産で、どちらが外国産かわかりますか。
