そして新サッカースタジアムへ 署名活動 欧州への視察も 「素晴らしいスタジアムが出来ている」

少しずつ広島の街の文化にサッカーが浸透したと実感していく中で、初優勝を経験したその年、サッカースタジアム建設に向けた署名活動にも関わりました。
さらに森保監督は、世界のスタジアムから学ぼうと、現地を視察しています。あれから10年余り、森保監督の背景には新しいサッカースタジアムが完成しつつあります。
森保監督
「超えていますね。私自身が一緒に行かせてもらった人たちと見たスタジアムより、素晴らしいスタジアムができているの。街の宝として、みんなの潤いにつながるものになればいいなと思っています。めちゃめちゃうれしいです」
エディオンスタジアムはアクセス面が課題とされてきました。3万人近く訪れた観客はセレモニーのあと、帰宅のための長い列を作っていました。
新たなスタジアムは街中にあり立地条件の良さが売りですが、森保監督は配慮を忘れませんでした。
森保監督
「近くて通いやすかったって人には遠くなるとおもいますので、そういう方にも引き続き、サンフレやサッカー観戦にきていただければ」
先日、日本サッカー協会の田嶋会長は、新しいスタジアム「エディオン・ピースウイング広島」で代表戦を開催したい意向を示しました。

森保監督
「是非実現していただければうれしい。日本代表も、日本で起こったこと、広島で起ったことを考え、そして世界に発信出来るようにその思いをもって広島で試合が出来るようにと思っている」
新しいサッカースタジアムは、いよいよ12月完成します。