上熊本駅の屋根の一部が落下した事故で、熊本市は屋根の施工に不備があったみて、業者への損害賠償の請求を検討しています。

この事故は、今年7月、上熊本駅の歩行者通路で屋根の一部が落下したものです。

熊本市は11月22日、屋根の内部に雨水が入り溜まったことで、部材が劣化したことや重くなったことが落下の原因とし、改修費として約2億円を補正予算案に計上すると発表しました。

屋根は設計上、水が入らない作りでしたが、調査の結果、雨水が入った痕跡が確認されたことから、熊本市は施工に不備があったことで事故が起きたと判断しました。

熊本市は現在、施工業者への損害賠償の請求も検討しているということです。