レンガ造りで部屋には暖炉 ハイカラだった「レンガ棟」

一級建築士 山城東雄さん「なかなか良い趣がありますよね」
與那嶺キャスター「絵本の世界から出てきたような感じがしますよね」

最初に案内されたのは「レンガ棟」。

一級建築士 山城東雄さん
「材料がまだ乏しい時に県内でレンガを製造しだしたころですから、これを使って建てたと思うんですよね。我々建築界からしても建築的な教材」

元々、建築会社の事務所だったレンガ棟は、中を改装して1951年にホテル事業を再開させた場所。当時としては珍しい水洗トイレやボイラーなど、近代的な備えもあったそうです。

さらに―

山城東雄さん「部屋の中に暖炉があって、これ煙突なんです。それなりのハイカラな建物だったんですよ。もうないからレンガ造りがね、そういう意味ではとても貴重な存在ですこれは」

続いてはー