先月22日、沖縄市にある動物園、沖縄こどもの国で、健康管理のための採血の作業中に、インドゾウが飼育員を転倒させる事故が発生しました。ゾウは長い鼻で前足に引き寄せて圧迫。飼育員は肩甲骨骨折などの重傷を負いました。
沖縄こどもの国・動物園創造局の呉屋博典局長は、「一日を通して何か荒ぶった様子だとか、そういったものは全くなかった」と話します。
採血の態勢は、飼育員3人に医師と職員の合わせて5人で万全を期して臨んでいて、採血の前のゾウの様子に問題はなかったといいます。
しかし事故を受けて、こどもの国ではゾウの飼育方法を一時的に変更し、子どもたちに人気のエサやり体験を休止しました。事故はなぜ起きてしまったのでしょうか。














