飽津弁護士は、争点となる「責任能力」を判断する上で、「犯行の計画性」や「犯行後の自己防御」など、「7つの着眼点」がポイントになると話します。
これまでの捜査で、青木被告は事件の1か月半前にナイフを購入し、当日、2人の女性を待ち伏せするなどの「計画性」があったとされています。
また、警察が駆け付ける前に猟銃を持ち出し、女性の遺体を隠したなど、「自己防御」の行動もみられ、「責任能力」を判断する際の着眼点に該当する部分もあります。
元検察官 飽津史隆弁護士:「現時点の断片的な情報だけですけど、今のところざっくり言えば、責任能力ありに傾くと私は思う」
「検察が起訴した以上、やっぱりなかなか無罪になることは、実務のこれまでの流れからするとめったに無いのかなと」
裁判員裁判では争点や証拠などを事前に整理し、裁判を適正迅速に行うための公判前整理手続きが行われます。
飽津弁護士によりますと公判前整理手続きは通常、半年から1年ほどかかるといいます。
しかし、この間に、弁護側が改めて精神鑑定を求める見通しで、裁判が始まるまでには2年ほどかかる可能性もあるということです。
罪のない4人を殺害するという凄惨な犯行はなぜ起きたのか。
法廷の場で青木被告本人が、どのような言葉を口にするか注目されます。
注目の記事
「無料であげます」に潜むワナ SNSで急増する“劇場型”詐欺…その巧妙な手口とは【THE TIME,】

イルカショーのスター「オキちゃん」はなぜ我が子を沈めたのか 華やかなショーの裏で抱えた心の傷(前編)

相次ぐ倒木、熊の出没被害…背景に130年前の“国家計画の限界” 東大教授が提言する縦割り行政の闇と「自分さえ良ければ」からの脱却

ネット予約できない?生命保険の受取は?選挙で混乱? 結婚して同姓同名になった夫婦に【あるある】聞いてみたら、意外と…。

「検察に自浄作用はない」元トップからの性被害訴える女性検事が涙の辞職「言葉にできないほど悔しい」 なぜ被害者が守られなかったのか…“組織の隠ぺい体質”究明へ闘い続ける覚悟

「娘は医療ベッドに横たわって、生気を感じられない人形のような目でした」通園バス園児置き去り事件から4年「加害者たちは忘れていく」父親が語る怒りと後悔...遺族が再び取材に応じた理由【前編】

「遺体の確認に来てください」成人式からわずか4日後…軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年 遺族が語る「命の大切さ」【前編】

「誰が悪いと思いますか」ネット上での誹謗中傷 遺族が訴え 軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年【後編】「大きな体が小さなひつぎの中に…」

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





