「比較できる記録がない!?」92歳のトップスプリンターを徹底分析!

田中さんは短距離の花形100メートルを始め世代別の世界記録を8つ持つ、まさにレジェンド。どうしてこれほどまでに記録を打ち立てられるのかー。スポーツ医科学分野の専門機関で体力測定を行ってもらいました。

体力測定担当者
Q.体力測定で92歳は最高齢?

「恐らくそうだと思います」

専門的な機材で身長や体重、筋肉量などをデータを取りますが一部の測定では…。

浅水友輝記者
「比較できる記録がないんですって」

(一堂・笑い)

体力測定担当者
「数字がでなかったです」

さらに運動を想定した膝関節の筋力データを測るステップに。

県スポーツ科学センタースポーツ科学専門員 後藤大さん
「曲げる方の力はしっかりとあって陸上をやられているから力強さはあった記録になります」

簡易段階の数値でさえ担当者が驚く数値ですが両脚の筋肉のバランスに若干の差があると指摘が。

田中博男さん
「この1、2年スタートの時にちょっとぐらつきが目立つようになった。そんなにひどいわけではないが。スタートの時にぐらつくと0コンマ5はマイナスですから。ひどいときには1秒ぐらい。短距離にとっては致命傷です」