青森市の西秀記市長は4日、今シーズンの除排雪体制について、GPSを使って除雪状況を確認できるシステムを試験的に導入すると発表しました。
※青森市 西秀記市長
「ICT技術を活用した除排雪作業管理システムを試験導入し、将来的には除排雪作業の進ちょく状況を市民の皆さまによりわかりやすく公開することを目指すことといたしました」
青森市の西秀記市長は4日、市議会一般質問で自民クラブの中田靖人議員の質問に対して除排雪体制の体制強化を答弁しました。青森市が現在、除排雪に使う車両は2000台にのぼり、その全ての車両に位置情報がわかるGPSを導入するのは費用がかさむため、オペレーターのスマートフォンにGPSつきのアプリを入れる計画です。
今シーズンは一部のオペレーターに試験的に導入するだけですが、将来的には全ての車両へ導入し、その情報は公表することも検討します。
※青森市 西秀記市長
「今冬は除排雪事業の課題解決に向けた取り組みのスタートラインとし、円滑な除排雪作業の実施に向け着実に対応してまいります」
ほかにも青森市は、除排雪事業者がより出動しやすくするために契約方式を変更するなど対策を大きく見直しています。














