東北新幹線は全線開業から15周年を迎え、新青森駅からの利用者が2000万人を超えるなど青森県の玄関口となっています。4日はプロ野球日本ハム福島蓮投手(八戸市出身)が1日駅長を務めるなど祝福ムードに包まれました。
2010年12月4日に開業したJR新青森駅では4日、セレモニーが行われました。
※レポート 市川麻耶キャスター
「東北新幹線が全線開業して15周年を迎えました。そこできょうは福島蓮投手が1日駅長を務めています」「出発進行!」
この日、一日駅長を務めたのは、今シーズン5勝を挙げたプロ野球・日本ハムファイターズの福島投手です。
一日駅長を務めた日本ハム福島蓮投手
Q.初登板と比べてどうですか? 「こっちの方が緊張します」
一日駅長を務めた日本ハム福島蓮投手
「北海道の皆さんにも青森に来てもらえるようにPRできれば。北海道とも近いので(県民には)ぜひエスコンフィールドにも足を運んで応援していただければ」
JR東日本によりますと、新青森駅の昨年度の1日平均乗車人数は4696人で、この15年で在来線も含めて2000万人以上が利用したということです。
※開業当時も新青森駅に勤務していた吉田和男駅長は
「ちゃんと時刻通りに一番列車が走っていったのは覚えている。新青森駅は開業当初は終着駅でした。終着駅ならではのいろんなお客様が利用するので色々なことが起きて毎日何もない日は一日もなかった」
開業当時は新青森駅から東京駅間を1日15往復していましたが、9年前の北海道新幹線開業を受け、現在は東京を発着点に新青森までを9往復新函館北斗までを10往復しています。
※新青森駅 吉田和男駅長
「この先も長く引き続きお客様に安心・快適にご利用いただけるように駅社員一同がんばってまいります」
JR東日本などは2026年3月末まで青森や八戸、函館などの冬の誘客につなげるための観光キャンペーンを展開しています。














