今年のワールドベースボールクラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹前監督が21日、福島県いわき市で講演し、「自分を信じて」と地元の子どもたちにエールを送りました。
栗山英樹さん「小学生のみんな、野球好きですか?」
小学生「はい!」
栗山さん「めちゃめちゃ元気あっていいですね」
21日、いわき市で講演した侍ジャパン前監督の栗山英樹さん。今年の春、WBCで、侍ジャパンを世界一に導きました。講演会には、小中学生など300人あまりが詰めかけ、「自分を信じる力」や「夢を追いかける大切さ」を伝えました。
栗山さん「最後に自分ができるんじゃないかと信じられた人が前に進んでいくと、野球を見ていると思う」

時には演台を降りて、子どもたちと同じ目線でコミュニケーションを取る場面も。アットホームなスタイルで、世界一のチームをまとめ上げた「名将の哲学」を伝えていました。
講演を聞いた小学生「野球でも日ごろの生活でも、自分を信じて、仲間を大切にして生活していきたい」
講演を聞いた小学生「(印象に残ったのは)大谷翔平選手のこと。クリスマスイブの午前1時にも練習をしていたという話。(自分も)プロになれるように頑張りたい」
栗山英樹前監督「人にこうだああだ言われることよりも、自分が納得することがすごく重要。自分のことだけは信じて大切にしてほしい」