いわゆる“大麻グミ”から検出された大麻由来の成分に似た合成化合物「HHCH」について、厚生労働省が「指定薬物」として指定しました。

これまで規制の対象外だった大麻由来の成分に似た合成化合物「HHCH」について、厚生労働省がきょう、「指定薬物」として指定しました。来月2日から所持、使用、販売が禁止されることになります。

“大麻グミ”をめぐっては、グミを食べた人が救急搬送されるなど体調不良を訴える人が相次いでいることから、厚労省は「緊急的に対応した」としていて、異例のスピードでの指定となりました。

「HHCH」を規制しても、類似した新たな薬物が出回ることも予想されることから、包括的な規制についても検討していく方針です。