新潟市にある開志学園高校3年生で村上市出身の「川村萌斗選手」は、ボクシング・ウェルター級で今年の選抜大会・インターハイ・国体の『高校3冠』、高校通算では新潟県勢初の『5冠』という、圧倒的な強さを誇る注目の選手です。

3月の選抜大会に続き、8月のインターハイ、そして10月に行われた国民体育大会の高校ボクシングタイトル年間3冠は県勢では5人目。さらに高校通算でみると、1年生の選抜大会と2年生の国体とも合わせて“5冠”というのは、県勢初の快挙です。

【川村萌斗選手】
「自分が3年生になった代で、“監督と同じ3冠”を成し遂げられたのは本当にすごく嬉しく思います。」

今年創部10年目となる開志学園高校ボクシング部を率いる仁多見史隆監督は、高校時代に県勢『高校3冠』を成し遂げた1人です。

しかし監督は、川村選手は自分以上だと話しました。

【仁多見史隆監督】
「川村萌斗選手は、1年と2年で合わせて2つのタイトルを取ってインターハイを取りこぼした。それを取り返さなきゃいけないっていう、僕らにはちょっと想像できないプレッシャーを勝ち抜いたと。尊敬に値するところで、よく頑張ったと思います」