『本物のモデルを使用』『ライブペイント』ユニークな発想で人々を魅了
阪急百貨店に今と同じようなショーウインドーができたのは1972年。
その同じ年に亀山さんもデザイナーとして入社しました。以来、約50年にわたり店内やショーウインドーの装飾を担当。
当時のショーウインドーではマネキンが並びファッションをメインに展示していましたが、マネキンの代わりに本物のモデルを使うパフォーマンスや、若手芸術家たちがショーウインドーの中で作品をつくり上げるライブペイントなど、百貨店の買い物客だけでなくコンコースを通る多くの人たちも楽しませてきました。
クリスマスもそのひとつです。亀山さんは20年ほど前からクリスマス風に装飾するだけでなく、自らストーリーを考え物語を展開するスタイルに変えて、今のクリスマスウインドーの形をつくり上げました。